◆白内障とは
白内障はカメラに例えれば、レンズの部分にあたる水晶体が濁る病気の
ことで、進行すれば瞳孔が白く見えることもあります。
原因が特定できるもとしては、外傷性のもの、糖尿病など他の病気に併発
するものがありますが、原因不明のものもあります。その中でも、圧倒的に
多いのが老人性白内障です。これは、一種の老化現象と言われており、
明確な原因は現在のところわかっておりません。一般的には、60歳ころに
なると、約半分の人は多少とも白内障が認められるとも言われています。
自覚症状としては目のかすみと言われていますが、症状の進行していない
状態では特に異常がありません。白内障の進行速度は人それぞれで、数年
あるいは10年以上変化のない人がいる一方で、1年から2年で見えなくなる
人がいます。
白内障の多くは原因不明で、いまのところ特効薬と言えるものはありません。
ある程度進行を防ぐと考えられる点眼薬、内服薬はありますが、視力障害の
軽いものには適応があるとされています。
視力障害の状態が進んでしまった場合、手術の適応が必要となります。
白内障手術には方法としては何種類かありますが、簡単にいうと、いずれも
濁ったとされる水晶体を摘出する手術となります。その結果、術後は眼鏡、
コンタクトレンズ、人工水晶体など、水晶体に代わるレンズが必要となります。
このうち、人工水晶体は手術の時、水晶体のあった部位に入れてしまうもの
で、はめはずしをする煩わしさがなく見え方も自然に近いため、現在では
白内障手術の主流となっています。
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